新年度が始まりましたので近況などを
どもども~!!
こっちのブログでは「カニ」って自称してたかは謎ですが…。
さて、出会いと別れの季節、4月ですね!
私の方も色々とあったのですが
なんせ年度が変わるにあたってやることもいっぱいあってバタバタしておりましたので、ようやくちょっと落ち着いたので何してたかを書こうかと思います!
忙しいけど内容だけ知りたいって方は↓の目次だけ読んでください笑
3月、写真展「立坑百景」やりました!
「立坑百景」で何がやりたかったのか
2021年3月6日~21日で、写真展を企画させてもらいました~!!
この企画展は一体何なのかと言いますと、前回の企画展「炭鉱の文字」に引き続き、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団の事業のひとつとして、赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設で行った企画展です!!
これは単純に私が「たくさんの立坑に囲まれたい!!」という完全に個人のフェチが詰まった「住友赤平炭鉱の立坑やぐら」の写真だけを集めた写真展でした。
3/6~21でガイダンス施設で「立坑に囲まれたい」という欲望を叶える写真展 #立坑百景 開催します~!!!!
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年2月9日
投稿する写真の注意事項などは↓のイベントページからご確認ください!!https://t.co/zSVY33lyvM
これもまた素敵な企画展にするよ✨✨✨ pic.twitter.com/QnmxlADdFI
しかしそこには「赤平コミュニティガイドクラブTANtan」での今までの活動も深く関わっていたんです。
▼コチラは展示の一番最初に貼ったものです▼
炭鉱は本当に大きな産業で、分野が多岐に渡っているものだと思っています。その分魅力も超多岐に渡っています。
私のように建物が好きな人、エネルギーが好きな人、鉱物が好きな人、文化が好きな人、機械が好きな人などなど…多くの好きポイントが溢れているんです。
なので、色々な視点から炭鉱にスポットを当てることで、その魅力をピックアップし、新しい視点でまたこの住友赤平炭鉱を見てもらえるんじゃないかなって思っています。
この点に関しては前回行った「炭鉱の文字」と一緒ですね。
ただ今回ビックリしたのが、何名かに
「立坑ばっかりじゃなくて違う写真がみたい」
「赤平市街の写真とか結構市で持ってるんじゃない?」
「もっと内部とか技術的なところにスポットを当ててやればいいんじゃない?」
というようなご意見を頂いたことでした。
あ、趣旨・・・。笑
とは思いましたが、そもそもこの炭鉱というものにおいて、「もっとこうしてほしい!」みたいな意見が出てくるのは新しいステップだな!とも思いましたね。
無関心が一番悲しい笑。
後述しますが、今後私があそこで企画展をやる日は来ないと思うので、今後は市の運営に期待ですね!色んな企画展をしてくれることを楽しみにしています^^
ちなみにこんな感じでやりました。
参考まで。
準備風景もちょっと紹介
写真貼るボード足りなくて困っていたら業者さん(?)が沢山の貼れるボードを納品してくれた…(´;ω;`)
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月1日
ありがてぇ…ありがてぇ…… pic.twitter.com/6LElPaSgte
とにかく大量のボードを使って写真をパネル化したのですが、その後これのせいで大変なことに笑
ちなみにやって分かったのは、ハレパネ系の中でも1箱amazonで買ったのですが、コスパが最強なのはダイソーの「貼れるボード」でした。ネットで買っても1枚どうしても300円とかになるのに、ダイソーは110円。その代わり角が曲がってたりしますが、安いのでヨシ。
(パネル買い集めるのに協力してくださった皆様ありがとうございました…)
ガイダンス施設内に写真を貼っていく作業。
坑口浴場の設営→写真パネル作り→作業後のコーヒーブレイク
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月4日
今日もお手伝いの方が来てくれた(&焼きたてチーズタルト)のお陰で乗り切れました…(›´ω`‹ )
明日で完成するのか?笑 pic.twitter.com/C8GzZEROxh
みんな来てくれてなんとか設営出来たけど会場広すぎて写真足んない(´•ω•`)
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月5日
だがもう印刷費もパネル代も底つきる気がする(´•ω•`)
※明日から開催#立坑百景#赤平 pic.twitter.com/at5s8sFdYY
なんとか準備が終わった風ですが、実はこの写真展は開催中も写真の募集をしているため、日々写真の増えていくという不思議な写真展でした。
ぬううううう剥がれてるううううううう˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚ pic.twitter.com/6nYqkvGT4X
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月6日
で、初日の朝から剥がれている写真。笑
これは貼れるボードが時間の経過と共に反ってきたのと、寒いからなのか両面テープがあまりきかなかったことが原因でした。結果、毎日貼り直しておりました。笑
坑口浴場での展示
使用許可がもらえたので!#立坑百景 で土日だけ坑口浴場も使わせて貰えることになりました~!!
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年2月26日
ぶっちゃけ写真とかいいからみんなに坑口浴場をお見せしたいのですが、そうもいかないので申し訳ないですが一部の写真が土日のみの公開となります。 pic.twitter.com/slRKY964K6
今回のイベント、私の中の大きな意味の1つがこの「坑口浴場」でした。
というのも、三上リーダーが構想をねっていた写真展は「坑口浴場で」というものだったから。
そして私の中ではこの坑口浴場が公開されるタイミングもなく何年も放置されているのがものすごく勿体ないと思ったから。
坑口浴場もこの状態で見学できる施設って滅多にないんですよね…
もっとたくさんの人に見てみてもらいたい…
ということで、写真展の会場として公開ができるようお願いしました。
で、ものっっっすごい寒くて死ぬかとは思いましたが、やっぱりあそこを人に見て貰えてやっぱりとても嬉しかったです。
しかも三上さんのはからいでネオンもつけてもらえることに…
ネオンつきましたヾ(●´∇`●)ノ pic.twitter.com/SlAQEasJO5
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月7日
ここは本当に素敵空間になってめっちゃ楽しかったです!
写真展「立坑百景」の様子
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設内の展示
それではざっと立坑百景の様子を写真でご紹介します。
まずは赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設内の展示の様子から。
大きなタペストリーを4つ用意したことで空間を広く使えました。
裏から見るとこんな感じです
大きなパノラマ写真もお借りしました。
「立坑に囲まれたい」ので、館内の壁にもあちこちに展示しました。
坑口浴場の展示
坑口浴場の内部には、什器3台と柱に写真の展示をしました。
カニと釣りかごの下歩こうぜ(暇か) pic.twitter.com/tVobbXTL0b
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月20日
本当は吊り篭の下にもたくさん写真をぶら下げたかったのですが、お金と時間と写真が足りなくて叶いませんでした。
坑口浴場(浴槽)
「浴場」なので当然浴槽があります。
本当はここにも写真を展示したかったのですが、お金と時間と写真が(以下略w
しかしここがこの状態で見る(撮る)ことができるのが近年では本当にレアだったので、これを見てほしかったので公開できて嬉しいです。
セルフタイマーが10秒で間に合わなかったやつ pic.twitter.com/ILPfXigYiW
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月13日
▼友達の投稿ですが▼
大きな浴槽の奥には小さめの浴槽がひとつと、小部屋がひとつあってここもかなり雰囲気が良いので公開できて嬉しい…。
坑口浴場 入口やらその他
そういえばこれレアだな?と思ったのが入口です。
本来の入り口はシャッターがしぶいのと雪とで埋まっていて、奥の大きなシャッターが出入口でした。
ここは元々所有会社が浴場を閉めた後倉庫として使っていたため、後からシャッターをつけた場所でした。
ここにも元々は大きな浴槽が並んでいたそうです。
そこに防寒のためテントを張ってスタッフの作業場としましたが、全然寒かったです。笑
物が結構残っていて安全確保が難しかったためイベント中は立ち入り禁止になってしまいましたが、テントの奥には2つ小部屋がありました。私も初めて見たのですが、上の写真は薬湯があった場所。
もう一つは健康器具などが置いてあったトレーニングルーム?的な場所だったそうです。レア写真です。さすが住友さん、福利厚生がしっかりしています。
赤ネオン
しつこいようですが、現役時代は建屋に掲げられていてシンボル的なものだった赤ネオンです。赤平アートプロジェクトの際に組み直してもらって、赤のLEDテープで当時の様子を再現してくださったのですが、これを今回も使わせていただきました。
ちなみに発電機で動かしたのですが私ひとりでは全然回らなくて苦労しました。笑
苦労の甲斐あって、多くの人にネオンを見ていただけました…。
ネオンの手前にはネオンがついていた頃の写真も展示。
また友達のインスタ投稿の紹介ですが、ここで写真を撮ると超かっこよかったです。
「立坑百景」終了
こうして多くの方に足を運んでいただき、最終日にはなんと来てくれた方にも手伝ってもらって撤収までして、皆さんにお世話になりっぱなしの写真展「立坑百景」も無事に終了となりました。
撤収、お手伝いの皆様のお陰でものすごいスピードで終わりました。
— 赤平炭鉱布教者🦀vかにv (@ka2_design) 2021年3月24日
ガラーンとした坑口浴場は寂しい(´;ω;`)
とりあえず全部かなちゃんちに回収したので自分の見たい人は鍵開けるから教えてください! pic.twitter.com/dfXMO0nCh9
前回の企画展「炭鉱の文字」に続き、本当に私がやりたいだけの企画にこんなに多くの方が力を貸してくれて、足を運んでくださって、大大大感謝ですし、涙が出るほど嬉しいし切なかったです。
↑
撤収まで手伝ってくれた友達が撮ってくれました。
NPO炭鉱の記憶推進事業団、卒業
ということでノルマだった2つの企画展も無事?に年度内に終了し、私も卒業の時を迎えました!
というのも市とNPOが2021年度は委託契約を結ばないということになったので、私たち赤平担当職員は無事に無職となったのです笑
NPOでは本当に色々な経験もさせていただき、感謝してもしきれません。鹿児島連れてってもらったり、ドイツ連れてってもらったり、NPOがあったからこんなにちゃんと炭鉱について勉強することになったと言っても過言ではありません。
そしてNPOの職員をやったからこそ多くの方に出会うことができて、色んな縁が繋がりました。
ガイダンスという場所に居ることができなくなってしまったので、気軽に会いに来てください!とは言えなくなってしまったのですが、これで終わり!!というわけではないので、今後も皆さんには仲良くしてもらえると嬉しいです!
ということで、赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設で働くことはできなくなりましたが、今後はさらにもっと面白いことしたいな♪と思っておりますので、その始動まではちょっとゆっくりさせてもらいます!
いや、早く始動しないといけないんですけどね!!笑
ということでかなり遅くなりましたが、本当に皆様ありがとうございました。
それではまた~v